中学部

概観
中学部は、小学校から中学校への移行期を通して、その時期の要請を満たすように計画しています。子どもたちは、知識を応用し、学校の支援を享受しながら、自立して学び、学ぶ力を伸ばし、知識を応用する能力を高めるのです。

  • 中学部は、7学年から9学年まで、キーステージ3として計画されています。


英語(ELA)

英語を学ぶことで、話す、聞く、読む,書く能力が向上し、創造性および想像力を発揮し、豊かに表現でき、巧みに意思を伝えあえるようになります。
子どもたちは、メデアの情報やノンフィクションに触れるだけでなく、詩、ドラマ、小説などを熱心に鑑賞し、批評できるところまで学びます。言葉の成り立ち、構造、様式を見つめ、学習することによって言葉の機能を深く理解するのです。

 

ELAプログラムで培われる技能と知識は

  • 言語活用
  • 読む
  • 書く
  • 話す、聞く

キーステージ3
公式ないしは公の目的で書いたり、話したりするのに自信を持てるようになります。また言語の使い方の良し悪しを判断できる能力が伸びます。現代の標準的読み物を読み、道義的、社会的事柄を調べ、さまざまな状況におかれても自信をもって話したり、聞いたりできるようになります。さまざまな状況や人々に合わせて、何を話題にし,いかに話すかを考え、応用性を高めて行くのです。そして公式の場できちん話すとき、明快で滑らかな表現ができるようになっているのです。


科学

算数では、子どもが身の回りを把握し、変えるのに有効な道具を用意しています。それは、論理的思考、問題解決法、抽象的に考え抜く力のことを表しています。算数は、日常生活、すなわち、さまざまな職業、科学や技術、薬学、経済、環境や開発、そして、公的な決断などの場面で重要な役割を果たします。さまざまな文化が関わって算数の発展に寄与してきました。今日、その課目は、文化的な境界を超え、その重要性は、地球規模で理解されています。算数は、創造的な学習方法が基本です。子どもがはじめて問題を解き、よりスマートな解決法を発見し、背後に潜む関係性が突然に見えるとき、その喜び、驚きの瞬間の興奮は感動的です。
知識、技能、理解は、算数プログラムによって指導されますが,次の通りです。

  • 問題解決
  • 資料整理と活用
  • 形、空間、測定

キーステージ3
自分の学習の計画と実行に対する責任が大きくなります。計算技能が伸び、推論の重要性を理解し始め、論理に裏付けられた議論を生みだします。代数の習熟に向けて、簡単な方程式をつくり、解き、第一次関数と相応するグラフを学習し、代数式を上手に操作するために推論し始めます。さらに、空間や形の特徴理解から、幾何学的な問題理解のための定義や理論を活用できるようになります。簡単な代数や幾何的な証明を続けながら理解を深め、数学が好きになって、さまざまな領域の関係付けがなされ、総合的な理解に入っていくのです。


科学

科学は、子どもを取り巻く環境の中の出来事や現象に好奇心を掻き立て、新しい知識を得ることによってその好奇心が満たされます。科学は、思考と実際の経験が直接、密接に関係しているので、どのレベルの子どもたちでも取り組むことができるのです。模型製作や、実証実験など、有効な方法を駆使して説明し、客観的、創造的な思考を刺激するのです。子どもたちは、科学的な考え方がいかに科学技術の変遷-工業、商業、医学―に大きな影響をあたえ、人々の生活の向上に貢献しているかを理解します。そして、科学の文化的な重要性を理解するにつれて、世界的に科学の発展の経緯を調べるようになります。科学が、自分自身の生活や社会の方向性、世界の未来に大きく影響することに問題を感じ、疑問を投げかけ、議論をします。
HJIS中学校では、4つの視点で教育します。

  • 科学的な研究
  • 生物
  • 化学
  • 物理

キーステージ3
科学的知識や理解を基礎に、科学の異なる分野を関連させ、科学的な考え方やモデルを活用して、現象や出来事を説明し、科学に精通していくのです。子どもたちは、科学や科学技術の発展の環境への影響、諸々の状況への影響について建設的にも否定的にも考えることができ、他人の意見をよく考え、違いを受け入れます。自分で調査をしたり、他人と調査したりしながら、学習をこなしていきます。特に、自分や他人が収集した証拠、成した事の成果を吟味します。幅広く文献資料を集め、自分の業績とそのもつ意義について明確に伝えるのです。科学者が今日の科学の発展にどのように寄与し、科学理論を支える実験や根拠の重要性を学ぶのです。


社会科

社会科プログラムは、KS2,KS3を通して教えられるものですが、人々とその社会的、物的な環境の関係について調査研究します。社会科で培ってきた知識、技能、価値観は、過去について知り、認識することに大いに役立つだろうし、現在を理解し、未来に働きかける助けにもなります。そういうわけで、社会科学習は、相互依存関係にある世界の一員としての子どもたちが、社会に働きかける機会を提供する独自の責任を持ってるといえます。
社会科学習は、地理、歴史、市民の3つから成り立っています。

  • 市民

市民としてのあり方教育としては、子どもたちは信頼を確立し、責任と自身の能力の最善を尽くすことを学びます。また、よき市民として積極的な役割を果たすこと、健全健康な生活のあり方、よき人間関係、人としての違いを尊重しあうことを学びます。

  • 地理

地理では、子どもたちは地理的な学習が上手になること、つまり知識、地域やその特色、成り立ちや環境的な変化、発展などについて学びます。

  • 歴史

歴史では、出来事、人々、変化を時代に正しく位置づけながら、過去の出来事や人々、変化そして、歴史の探求について学びます。


情報・通信の技術

情報・通信の技術(ICT)の教育では、急速に変化する世界の中で、発展し続ける科学技術を使い、仕事や活動に参加していけるように育てます。子どもたちが、ICTの道具を使い、責任と創造性を持ち、よしあしを判断しつつ、情報を見つけ、探し、分析し、交換し、提供しあいます。また、人々、地域、文化から経験や知恵を手に入れるようにICTの使い方を学びます。ICTの活用範囲が広がり、子どもたちが自ら進んで学ぶようになります。現在、未来双方において仕事や家庭に関することをよく考え、最善の効果をあげるように、情報の判断ができます。

KEYSTAGE3
KS3では、子どもたちは、ICTを道具として、徐々に自分の力で使うようになります。ICTが自分たちの他教科の学習でも役立つ事をよく理解し、使う時間や方法、場所によって制約があることを判断できるようになります。また、情報の質、信頼性、アクセスについて考え、増大する情報を組み合わせるようになります。そして、ICT使用に関して夢中になり、作業が効率よくなり、緻密になってますます複雑になる仕事を次々と成し遂げていくようになるのです。


音楽

音楽は、子どもたちが感動し、考え、身体を動かし、心を通じ合わせるのに実に有効です。知性と感性を育み、高め、感動を深めて、その子なりの表現ができるようにするのです。過去からずっと現在に至るまで、文化の重要な一角を占め、家庭や学校、世間の大切なきずなを生み出し、自分自身や、他者との関係の理解を深めさせてきました。音楽を教えるということは、子どもたちの中に音楽を鑑賞し、感動し、素晴らしさを理解する力を培うということなのです。個人で、あるいはグループで、また、初心者であってさえ、さまざまな活動に参加したくなるようにしながら、グループの一員としての自覚や連帯感を高め、自己修養する心、創造性、美的感受性、充足感を満たすのです。

キーステージ3
子どもたちは、音楽への興味や音楽を楽しむ技能を培い、素養を深めます。楽器、作曲の方法、曲想の流れなどについての理解を深め、いろいろなスタイルの音楽を作曲し、演奏します。個人で、あるいはさまざまな人数のグループで学習し、メンバーの一人一人がそれぞれの役割や、貢献の仕方があることに気がつくのです。異なる領域の知識を組み合わせ、批判的思考を駆使し、良し悪しを見分ける能力を活用して、さまざまな文化や時代の伝統、様式、ジャンルを意欲的に探求するのです。


美術とデザイン

美術は、さまざまな方法によって作品にしていくので、いろいろな材料を使う経験が大変重要で、その過程は、色、形、手触り、模様などの刺激にあふれ、創造力や想像性を成長させるのです。美術教育では、製作するものの思考の過程を豊かにし、感情と視覚の融合させて作品を生み出すのです。美に対する基本的な考え方が、世界で起こっている問題、現代の出来事の受け止め方の成長や、美的価値観に影響を及ぼします。

キーステージ3
創造性や想像性は、持続的に活動することで成長します。これが基礎となり、実践的、批判的な技量を伸ばし、材料、製作過程、技術の経験、知識を広げるのです。子どもたちは、異なった文化、時代、そして現代世界における絵画、工作、デザインに積極的に取り組みます。そして、自分の考え、感情、意味を伝えるのに目に訴える作品を使う点で、ますます自立的になっていくのです。


体育

体育は(PE)は、子どもたちがさまざまな活動を行うための身体的能力、適性、自信を育てます。また、活動に関する身体的な器用さ、身体の成長や身体に関する知識を広げるのです。体育は、創造性や競争心を発揮する機会であり、個人やグループあるいはチームで困難な事柄に立ち向かう機会でもあるのです。また、活気のある健康なライフスタイルに向け、前向きに取り組む姿勢を促進もするのです。子どもたちは、創造的、競合的、そして挑戦的な幅広い活動に適うように、さまざまに考えを巡らす方法を学ぶし、如何に計画し、実行するかを学び、その質と有効性を改善する行為や、考え、活動を見極める方法を学ぶのです。この過程を通して、子どもたちは、自分の適性、能力、好みを発見し、生涯体育活動に勤しむようになるのです。

キーステージ3
技能や技術を習得し、さまざまな活動に応用する点で一層熟達していきます。そして、何が演技を効果的にするかわかり、その成果に如何に反映させるかを理解し始めます。そして、演技を良くするために成すべきことを決定し、進んで行うようになるのです。取り組みたい活動の種類を特定し、リーダーとしての役割、また、その一員としての役割を果たすことができるようになります。


デザインと科学技術

ここでは、急速に進展する科学技術についていけるようにと考え、KS3を用意しました。子どもたちは、生活の質を高める意識を持ち、創造的に考えることを学びます。そして、個人でも、あるいはチームのメンバーとしてでも、自分の力で問題を解決していくように促されます。自分のなすべきことを探し、さまざまに考えを発展させ、必要とするもの、必要とするシステムを作ります。また、美的なもの、社会や環境の問題、産業技術等への理解を実践的な技能技術と結びつけ、現在や過去のデザインや産業技術をよく考え、検討し、その用途と効力について見極めるのです。子どもたちは皆、賢く、目の利く製品利用者となり、デザインと産業技術の革新者となるのです。

キーステージ3
KS3では、デザインし製品をつくるのにさまざまな材料を使います。どのように製品が利用されるか、誰が利用するのか、どのくらいの値段か、その体裁はどうかなどについてよく考えを進め、まとめます。また、デザインすること、研究を重ねた上でつくること、プロのデザイナーの製品、製造業の製品などの情報についても理解を深めます。デザインや製作をするのになくてはならないコンピューター。デザイン、製作、ソフトウエアの操作など、コンピューター利用の学習は不可欠です。


外国語

外国語の学習を通して、子どもたちは異なる国、文化、民族、社会について理解を深めます。そして、世界市民としての自分について考え、言語の基本的な構成について学びます。自分の知っている言語と似ているところや違うところを探求し、さまざまに応用し、上手に操作することを学びます。子どもたちの言語活用技能は、言語構成の理解と知識を合わせたところで進歩するし、将来の他言語学習の基礎となるのです。
キーステージ3

KS3では、外国語に親しみます。その言語をよく知るようになり、先生の指導の元でのさまざまに活動で知識を活用します。つまり、いろいろな話題について話をしたり、聞いたり、さまざまなテクストを読んだりして言葉の理解を深めていきます。さらに、母国語を話す人たちと話をしたり、その人たちの国や社会の資料を使って学び、その文化についての理解を広げます。


日本語

日本語カリキュラムは、聞く、話す、読む、書くについて学び、上手に日本語を使えるようになることを目指しています。そして、自分の意思を確実に伝達できる能力を育てることに焦点を当て、日本語と日本文化に浸れる学びの環境を整えています。

国語レベル
日本の小学校で使われている国語の教科書を使います。授業の主たる目的は、読む、聞く,書く、話すに焦点を絞り、日本語全体の技能を高めることにあります。漢字テストは、漢字の語彙知識を増やすために毎週一回行います。また、グループで定期的に学習したり、さまざまな学習方法を駆使して日本語の技能を伸ばします。テーマについて発表したり、詩や物語をつくったりするのは、言語技能を伸ばすだけでなく、創造力や想像力を伸ばすことも重要であると考えるからです。

日本語補習(jal)
補習としての日本語教育を通して、子どもたちは日本の国や日本の文化、人々、地域社会を理解し、評価もし始めます。また、自分の国で市民であると同様に日本の市民でもあるとして自分を考えるようになります。日本語の基本的な構造を学び始め、日本語と英語、母国語との違いや似ているところに目を向けるようになります。そして、言葉はいろいろな点で異なっており、どのように操られ、適切に使われているか学ぶのです。聞くこと、読むことを重ねて記憶の仕方が向上し、話すこと、書くことがより正確になっていきます。言葉の成り立ちへの理解と知識を合わせ、言語活用技能が伸びることによって、将来、他の言語を学ぶための基礎ともなるのです。